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お金の意味って?

以前、ミヒャエル・エンデの「モモ」の紹介で少しだけ触れたエンデの気になる本を紹介したいと思います。

ミヒャエル・エンデのモモ以外の作品を探していて、発見したエンデの遺言。
エンデの新しい一面を見た思いでした。

この本は、テレビ番組作成中にエンデが他界した為、録音テープから預かった思いを本に記録したものなので、題名をエンデの遺言としたようです。
読んでみると、エンデは物語を通じていろいろなことを伝えようとしていたのが分かります。

内容は、現在の通貨に対する考え方をはじめ経済論的な部分まで踏み込んだ内容になっています。
この本の中のエンデの言葉を引用すると、

「そこで私が考えるのは、もう一度貨幣を実際になされた仕事や物の実態に対応する価値として位置づけるべきだということです。そのためには現在の貨幣システムの何が問題で何を変えなければならないかを皆が真剣に考えなければならないでしょう。人間がこの惑星上で今後も生存できるかどうかを決める決定的な問いだと私は思っています。重要なポイントはたとえばパン屋でパンを買う購入代金としてのお金と株式取引所で扱われる資本としてのお金は2つの全く異なった種類のお金であるという認識です」


現代の経済の病気、サブプライムローンや原油相場の高騰・暴落を始めとするお金がお金を生むシステムに対して、当時から疑問を定義してくれていると思います。


この疑問についてより理解を深めるには、エンデと同じように、経済学者シルビオ・ゲゼルの「自然的経済秩序」を読むとより理解が深まると思います。
個人的には、お金を時間と共に増えるという利子を生むため、成長継続のが原則となっていることが、最大の問題点だと思っています。

今、この金融危機とも世界恐慌とも言われるこの時代こそ、
この本に出会えたことで学んだ新しい視点を生かせるいいチャンス!
減価しない貨幣や金利制度にのみ愚を求めるのではなく、それを理解した上で今の生活の中に見出し、実行する行動が必要なのだろうと思います。


この本を読んでからもう一度、モモを読み返すと、
灰色の人が盗む時間をお金に換えて、灰色の男を銀行や大資本家と読み替えると、
また新しい現代が見えてくる気がしています。


エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」河邑 厚徳

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テーマ : オススメの本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

コメント

モモは読んだことがあります!

時間泥棒の話ですよね!

家にあったんですよ。モモ。
親が買ったみたいなんですけど、結局親は最後まで読んでないようです。

私は面白いんで最後まで読みました(^^)
でも、あの時間泥棒に時間を盗まれている世界は本当に現代社会そのものの気がしてならないです。

いま、夜中も日曜もクリスマスもお正月もなしに営業しているお店やらなにやら、たくさんありますが、休むべきときは休むべきだと思いますね。
忙しいときほど時間は逃げていくものです(^^)

そうそう!(^^

作悪さんこんばんは!
そうそう!灰色の男に盗まれるんですよね!
あぁ!忙しい忙しい!!と言いながらバタバタする様は本当に現代社会にそっくりですよね!
忙しい忙しい病と、お金をいっぱい貯めて資本家になりたい病ですね(笑
いいこと言いますね!
休むときは休み、遊ぶ時は遊ぶ!逆も然り。


モモですが、今回の記事に書いてある通り、灰色の人が盗む時間をお金に換えて、灰色の男を銀行や大資本家と
読み替えると、今の金融システムが表現されています。

分かりやすく言うと、忙しい忙しいとがんばって働いたお金を預金すると少しの金利が付きますが。
大資本家や銀行はその預けられたお金を使って、株や原油などに投資しそれで得た金利で働かなくても悠々と過ごしている。
そんな風に見えてくるとまたモモが違って見えてきますよ^^

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